浦川彰太 展示のためのワークショップ「歩きながら地図をかく、あるいははなす」開催レポート

Photo:
Asako Nakamura
Video:
Toshiaki Shimizu
Text:
清水柊子

2023年4月23日(土)に 浦川彰太 展示のためのワークショップ「歩きながら地図をかく、あるいははなす」が文化沼にて開催されました。

ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

年代も性別も様々な、13組30名のみなさまにご参加いただき、大変嬉しく思います。

当日は浦川さんからのお話の後、フィールドワークを実施し、会場の文化沼を中心点として徒歩10分で行ける範囲を自由に歩きながら、各テーマに沿った情報をそれぞれに収集しました。

テーマは「植物」「動物」「矢印」「休憩所」という、よくある地図に載っている情報ではない、みる人にとっては役に立たないもの。
ただ、いつも何気なくそばにあるけど、見逃しがちなものに改めて目を向けてみると、また新たな視点が広がる気がしました。

見つけた場所の情報や撮ってきた写真を元に、各グループでテーマごとの地図作成。
子供たちも黙々と地図作りに励んでいました。

お天気の中、会場で出会った人どうしで喋りながら歩いていたり愛犬との散歩を楽しむ様子、とにかく時間目一杯真剣に情報を採取してくれる真面目な方、芝滑りをしに行った子供たち、など印象的な光景が広がりました。

最後はできた地図を壁に掲示して、参加者みんなでそれぞれの地図を見ながら話をしました。

タイパやコスパなど重要視されているご時世の中、「歩いて探す」「テーマについてはなす」「書きこむ」「切る」「貼る」などあらゆる作業プロセスを経て作成するアナログさが、貴重で実際は豊かなと言えるのだろうと思えました。
それはきっと子供たちの経験としてはもちろん、大人も忘れてはいけない気持ちなのだろうと思います。

あらゆる視点と想像力に満ちた参加者の皆さまの協力のもと、個性あふるる地図ができました。

今後も文化沼でこのようなみんなで一緒に体験したり、経験するような企画ができればいいなと思います。

植物
動物
矢印
休憩

浦川翔太展示『生活の柄』

今回のワークショップを経て、浦川さんがブラッシュアップした地図のポスター展示を文化沼にて開催中です。
展示では、ワークショップで作成した地図も実際にご覧いただけます。
詳しくは下記をご確認ください。
https://bunkanuma.jp/schedule/70/