突然ですが、皆さん自分の遺影を撮ったことありますか?
フォトグラファーであり、お笑い芸人でもあるヒサノモトヒロさんと山梨県出身のコンテンツディレクターである中村槙之介さんの共同企画YAY(イエイ)の『使わないための遺影展』を次回ポップアップ展示として文化沼で開催いたします。
二人は遺影を撮影することをネガティブにとらえず、“縁起物”にしていき、良いイベントにしたいと活動中。
私たちも文化沼メンバーも遺影となる写真を撮ってもらいましたが、セットの空間のヒサノさんのレンズを通して、自分と見つめ合う時間はなんだか照れ臭く、ただ、出来上がった写真ははじめて見る顔の様な見慣れている顔の様な、不思議で絶妙な切り取り方で、とても面白い時間でした。
今回は展示の他にもヒサノさんが二日間在廊してくれるので、実際の撮影会も開催します。
撮影は随時撮影可能です。所要時間は15~30分程で費用は 15,000円です。写真は当日お渡しいたします。
二人のステートメントを読んで、共感した方やちょっとでも向き合ってみたい方など、ぜひお待ちしております。
▶『使わないための遺影展』
at @bunkanuma
日時:2025年9月20日(土)・21日(日)12:00-18:00
場所:文化沼/山梨県甲府市中央1-7-14パリスビル2F
入場無料
※展示期間中の2日間はヒサノさん在廊中につき、随時実際の撮影可能です。ご来場いただき撮影できますのでお気軽にご参加ください。
(所用時間:15~30分/費用:15,000円)
『使わないための遺影展』
YAYでは「また来年」を合言葉に、1年に1度遺影を撮る“文化”を作っています。
老若男女問わず抱く、いつどうなるかわからないという不安感。
特にコロナ禍以降の、死が生活に一歩近づいたような雰囲気は、少なからず生活に影響を与えている様に感じます。
私たちは、この課題に対して“遺影”という形でアプローチをしようと考えました。
現在“遺影を撮る”という行為にはネガティブな意味が内包されています。
それゆえに生前に遺影を撮ることなく、いざという時に遺影に相応しい写真の用意がないということも多く発生します。
実際に20年前の故人の写真を使った事例や、集合写真などから無理矢理引き伸ばした結果、極めて粗い画質の遺影が祭壇に大きく飾られてしまうなどという事例は、しばしば見受けられます。
一方で、故人を偲ぶときに思い浮かぶのは遺影の姿だったりもするのです。
2040年、高齢化を煽りを受けた日本の死者数はピークに達するとも言われています。
斎場はパンクし、葬式はルーティン化し、法事は簡素化していく事でしょう。
そうなれば、遺影は今よりもさらに重要度を増し、しかし撮りたくはないというジレンマを抱える事になるのです。
そこで私たちは、『遺影を毎年撮る』という文化を作り、遺影の再定義を行いたいと考えました。
一度遺影を“使いたくない写真”であると定義します。
“使いたくない写真”が使われてしまうから、遺影はネガティブな印象を持つのです。
では、「“使いたくない写真”を使わなかった」というタイミングを作ることができれば、それはポジティブなものになるのではないでしょうか?
毎年遺影を撮ることで、”使わなかった遺影”という概念が生まれます。
“使わなかった遺影”は、“生きた証拠”です。
一年に一度遺影を撮ることで、人が一年を生きた証拠を生み出すことができるのです。
来年の遺影を撮るときに、今年撮った遺影は1年を生きた証になる。
使わなかった遺影は“縁起でもないもの”から“縁起物”に変わる。
毎年、“縁起物”が増えていく。
YAYは、遺影撮影を初詣やお祭りの様な、縁起の良いイベントに、使わなかった遺影を“縁起物”にしていくために。

ヒサノモトヒロ
1996年 東京都中央区出身
20歳からフォトグラファー兼アートディレクターとしての活動を開始、アーティスト写真やCDジャケットのアートワークなどを中心に制作
2017年から映像制作やメディアアート制作を開始
2022年から遺影専門写真館『YAY』を始める
2023年から芸人としてケイダッシュステージに所属
Instagram:@hisanomotohiro

中村慎之介
DJ/コンテンツディレクター
1995年山梨県生まれ。野球一筋の高校生活の後、企業に対して街づくり提案をしたり、ナイトクラブの卒研を書いたりする大学時代を過ごす。
新卒でHR Tech企業に就職。セールスジェネラリストとしてSaaS系企業を数社渡り歩きつつ、個人で複数のコミュニティを同時に企画運営。
現在は複数社でディレクター業を務め、まちづくりやコンテンツ制作のディレクション/プロデュースに従事。
Instagram:@shinno623
- 日時
9/20 (土)・9/21(日)
12:00 – 18:00
- 場所
文化沼@bunkanuma
山梨県甲府市中央1-7-14 パリスビル2F
※展示期間中の2日間はヒサノさん在廊中につき、随時実際の撮影可能です。ご来場いただき撮影できますのでお気軽にご参加ください。
(所用時間:15~30分/費用:15,000円)
