BUNKANUMA REVIEW

気になるあの人が
気になるアレコレをご紹介!
私の愛おしい場所 BOOKS f3の日々

店を続けたい。けれどもう限界。でも続けたい。何度も何度も悩み続けて、店を閉めることにしたその決断の裏側にどんな日々があったのか。何かをこれから始める人や活動を続ける人の声は発せられ続けても、やめてしまった人の話を聴ける機会は極めて少ないのではないだろうか。もう行けなくなってしまった店が確かに存在した記録として、どうかどうか多くの人に読んでほしいと心から思う。きれいごとだけでは店は継続できない。やはり自分の好きな店には通い続けるべきだ。いつなくなってしまうかなんてわからないのだから。

著者:小倉快子
サイズなど:B6/240p/自費出版
価格:1,870円
販売場所:文化沼店頭、文化沼オンラインショップ