伊藤佑也『木版描線』ワークショップ レポート

Text:
有泉美里

8月17日(土)に開催いたしました、伊藤佑也『木版描線』ワークショップにご参加いただいた皆さまありがとうございました。
今回のワークショップでは、木片とスタンプを使って方眼紙に木片を押して描いていくという方法だったので、小さなお子様から大人の方まで親子で多くの方に参加していただきました。

皆さん木版をするのが初めてだったので、なかなかうまく押せなかったり、数分経つと手が痛くなってくる子もいたり、コツをつかむまで苦戦するシーンもありましたが、黙々と木版に集中し、お一人お一人さまざまな描線が描かれていました。

簡単そうな木版も実際にやってみると難しく、展示されている伊藤さんの作品のように丸くカーブが出来なかったりするのですが、またその出来ない感じも一人一人の作品の味として皆さん素敵な『木版描線』に仕上がっていました。
また、伊藤さんの作品を見る時も実際に体験してから見ると、違う視点で作品を感じることもできます。

子供はもちろん大人もハマるワークショップとなり、自然とコミュニケーションが生まれて文化沼らしいワークショップとなりました。

また今回は参加出来なかったけど『木版描線』体験してみたい!!という方は引続き文化沼にて『木版描線キット』にて体験できますので是非体験してみて下さいね。
是非、ご参加お待ちしております。

伊藤佑也さんの『木版描線・木版展』は8月末まで開催しております。

日時

2024年8月17日(土)
13:00~19:00

場所

文化沼